【騒音問題】コーポラティブハウスで住人間の騒音トラブルが発生したら理事会はどうする

コーポラティブハウスで住人間の騒音トラブルが発生したら理事会はどうする 維持/管理
「マンション」や「コーポラティブハウス」といった共同住宅では住人同士の騒音トラブルは深刻な対立につながる傾向があります。特にテラスハウス形式のコーポラティブハウスの場合には、隣接住戸と複雑に部屋が入り組んで接していることが多いため騒音トラブルにつながる可能性が高くなります。こうした住民同士の騒音トラブルは本人同士が解決することが基本ですが、現実にはトラブルが深刻化してしまった場合には理事会が何らかの対応をおこなっていく必要もでてくるでしょう。ここでは共同住宅の三大トラブルの一つと言われる騒音問題について考えていきます。

コーポラティブハウスで騒音問題が発生したときの対応

コーポラティブハウスで騒音問題が発生したときの対応住民同士の騒音トラブルの場合には、基本的には管理会社の業務対象外となりますので「当人同士」もしくは「管理組合」でトラブルを解消する必要があります。

また、コーポラティブハウスの騒音問題は何も上階からの騒音だけが原因とは限りません。騒音の発生源は駐車場であったり給排水管であったりと様々なケースが考えられます。

仮に設備の不具合が騒音発生源である場合には「管理会社」や「点検」を行っている業者に原因の究明を依頼しましょう。

理事会から「注意文」を配布しよう!

騒音が部屋内から発生している場合には、被害を訴えた方の証言に基づいて理事会が「騒音のマナーについてのお願い」等の文章を全戸に配布します。ここで注意しなくてはいけないのが、コーポラティブハウスは構造上必ずしも真上の部屋からの音だけが被害宅に伝わってくるわけではありません。真上の部屋からの騒音だと思っていたものが、斜め上の部屋だったり、また「柱」や「梁」などを通じて様々な方向から騒音が伝わってくることがありますので、発生源を決めつけてはいけません。

「大したことないはダメ!」音の感じ方は人それぞれ

注意を促す文章の配布などで、騒音が改善されないようであれば、理事会のメンバーが実際に被害宅にお伺いして音を聞かせてもらう方法も考えられます。この場合に注意すべきことは、人それぞれ「騒音と感じる」レベルは異なりますので、理事会のメンバーが「大したことじゃないじゃないか」と決めつけてしまうことはとても危険なことです。また音量を客観的に判断するのであれば「測定器」などを使って音量をはかることもできますが、音を防ぐ対策がないのであればあまり意味はありません。

騒音トラブルを防ぐためのルールづくり

こうした騒音問題を少しでも避けるためには、事前に騒音を防ぐためのルールづくりを管理組合でしておくことが重要です。例えば「楽器の演奏は夜10時まで」「パーティーをするのは夜11時まで」「駐車場ではアイドリングをおこなわない」などを使用細則に盛り込みことは管理組合運営では基本的なことです。

まとめ

コーポラティブハウスで住人間の騒音トラブルが発生したときの対応騒音問題は共同住宅で暮らす上で避けることはできない問題のひとつです。基本的には、お互いのことを知っているば多少の騒音は我慢できるといったことが多いでしょう。顔も知らない方の騒音にはイライラが募るものです。

そういった面ではコーポラティブハウスのようなコミュニティのしっかりした建物では比較的騒音問題は深刻化しない傾向にあるかもしれません。

一方でコーポラティブハウスの場合には、各住戸の配置が入り組んでいたり、床材がフローリングやタイル、打ち放しといった仕様も多いため下階への騒音が伝わりやすいといった構造上の課題もあります。

定期総会などで住民の皆さんが集まった際には、騒音マナーを守ってお互いに気持ちよく生活できるように皆で話し合って、日頃から住民の騒音への意識を高めておくことも大切なことです。

維持/管理
コーポラティブハウスは、集合住宅の理想的な仕組みですが「中立的な立場」で、詳しく解説している書籍やウェブサイトはほとんどありません。「コーポラティブハウスの教科書」では、一般的な分譲マンションと比較しながらコーポラティブハウスの「メリット」や「デメリット」について解説していきます。
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