コーポラティブハウスは「管理費が安い?」実際には「管理費が高くなりがち」な理由とは?

コーポラティブハウスは「管理費」が安い?実際には管理費が高くなりがちな理由とは? 維持/管理
コーポラティブハウスで暮らし始めてから「毎月支払う管理費が高い」と感じたことはないでしょうか?コーポラティブハウスの売り文句には「管理費」や「修繕積立金」が安いというものがあり、その理由として、コーポラティブハウスには過剰な設備がないことがあげられています。しかし実際には、コーポラティブハウスだからこそ「管理費が高くなる」理由も潜んでいます。ここではコーポラティブハウスの管理費が高くなる理由について考えていきます。

コーポラティブハウスの管理費が高くなる理由

コーポラティブハウスの管理費が高くなる理由コーポラティブハウスの管理に必要な額は、コーポラティブハウス毎の「規模」や「設備の種類」の他「立地条件」などによって異なってきます。

一般的に良く知られているのが、タワーマンションのように「ゲストルーム」や「エレベーターの数が多い」など、共用施設が充実していれば、その維持費として管理コストが高くなることです。

また共用施設だけの問題ではなく、昨今では人件費が高騰していることもあって管理人が勤務する時間が長かったり、清掃の回数が増えればそれだけ人件費も上がり、より多くの管理コストがが必要となります。

「設備の豪華さ」や「人件費のコスト」は、一般的なコーポラティブハウスの場合には「設備が少ない」また「管理人も常駐しない」ことが多いため、管理コストの面では優位に働きます。それではなぜコーポラティブハウスの管理費が高くなるのでしょうか?

コーポラの管理費が高くなる理由1/建物の規模が小さい

まず1つ目の理由は、コーポラティブハウスは戸数が少ないことがあげられます。コーポラティブハウスに限らず共同住宅は世帯数が少ないほど住戸一世帯当たりの管理コストが割高になる傾向があります。

コーポラの管理費が高くなる理由2/ガラス清掃にコストが掛かる

コーポラの管理費が高くなる理由2 ガラス清掃にコストが掛かるそして2つ目の理由は、ガラス清掃が含まれていることが多いからです。

通常の分譲マンションの場合にはガラス清掃は基本的に住民が自分たちでおこない、特殊な構造であったり高級な物件以外では専業者がガラス清掃を行っているケースはあまり多くありません。

しかし、コーポラティブハウスの場合には「窓ガラスが大きいこと」やデザイン重視で住民自らが「ガラス清掃ができない構造」のである場合が多いため業者にガラス清掃を依頼することがほとんどです。

実際にガラス清掃をする場合には、高所作業の専門業者が屋上からロープを垂らして作業員が屋上から下降して一枚一枚ガラスを清掃することになります。

こうした作業は危険が伴う上、また昨今ではこうした仕事では雇用が困難なためどうしても費用が高額になってしまいます。

コーポラの管理費が高くなる理由3/管理会社が手が抜けない

コーポラティブハウスの住民はその成り立ちからこだわりを強く持った方が多くいます。これは管理会社からすれば簡単な顧客というわけにはいきません。

どうしてもそのこだわりを満たすために時間を費やすことになるために、あまり安請け合いすることができなくなります。

したがって同じ規模の一般的な分譲マンションと比較すれば割高な「管理委託費」を設定することが多いでしょう。

まとめ

コーポラティブハウスの管理費が高くなる理由管理費が適正であるかの判断は「管理の質」と「費用」のバランスで総合的に判断する必要があるので、管理費の設定金額が高いからと言って一概に割高ということは言えません。

また、今回はコーポラティブハウスの管理費が割高になる理由について説明してきましたが、反対に管理費が安すぎるという問題もあります。

コーポラティブハウスの場合には「管理費」や「修繕積立金」を住民自らが話し合いの中で決定していることが多く、建物完成当時は低めに設定する傾向があります。

しかし時の経過とともに自主管理が難しくなって管理会社に業務を依頼したり、人件費の高騰で管理会社から値上げをされた結果として、現在の管理費の額が高くなってしまったという管理組合も多いでしょう。

相場と比較してもあまりにも管理費が高すぎる場合には、管理仕様を見直して「点検」や「清掃」の回数を減らしたり、必要があればより安価な管理会社への変更を検討してみてはいかがでしょうか。

管理コストが適正であるかは、専門家でないと判断が難しいため必要があればマンション管理士等のコンサルタントに支援を求めるのもよいでしょう。

 

維持/管理
コーポラティブハウスは、集合住宅の理想的な仕組みですが「中立的な立場」で、詳しく解説している書籍やウェブサイトはほとんどありません。「コーポラティブハウスの教科書」では、一般的な分譲マンションと比較しながらコーポラティブハウスの「メリット」や「デメリット」について解説していきます。
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