管理コストだけを考えれば「小規模なコーポラ」より「大規模なコーポラ」の方がお買い得

コーポラティブハウスの管理コストだけを考えれば「大規模なコーポラ」の方がお買い得 買う/売る
一口にコーポラティブハウスといっても「5世帯ぐらい」の小規模なものから、「100世帯を超える」ような規模まで様々なものがあります。購入を検討する場合には、世帯数の「多い少ない」はどちらの方が良いのでしょうか?規模によってそれぞれ「メリット」や「デメリット」があるのはいうまでもありませんが、建物に入居後の管理コストに限って言えば「小規模なコーポラティブハウス」より「大規模なコーポラティブハウス」の方が「安価でな場合が多く」購入者にとってよりメリットが大きいでしょう。今回はコーポラティブハウスの購入を検討するにあたって、規模の違いによる購入後の管理コストの違いについて考えていきます。

コーポラの管理コストはスケール(世帯数)によって左右される

コーポラの管理コストはスケール(世帯数)によって左右されるコーポラティブハウスに限らずマンションなどの共同住宅での管理コストは、世帯数が多いほどスケールメリットが働き安価になる傾向があります。

したがって20世帯を下回るような小規模なコーポラティブハウスの場合には、それなりの規模の共同住宅と比較して管理コストが高くなり、結果として購入後に管理組合に毎月必ず支払うことになる「管理費」や「修繕積立金」は割高になります。

管理コストが高くなる理由1/点検や補修費用の一世帯あたりの負担が大きい

エレベーターひとつとっても「30世帯で1台」の場合と「100世帯で1台」の場合では、定期的な保守点検費用や補修費用など一世帯当たりの負担が大きくなります。コーポラティブハウスには、エレベーター以外にも多くの設備がありますので、こうした一世帯当たりの負担が積み重なって世帯数の少ないコーポラティブハウスは一世帯あたりの管理コストが割高になってしまいます。

管理コストが高くなる理由2/管理会社の費用が割高になる

コーポラティブハウスで管理会社に業務を依頼しても管理会社は世帯数の少ないコーポラティブハウスは利益があまり出ないためあまり興味を示しません。したがって管理会社から見積を取得すると比較的割高な金額が示されることが多いでしょう。

管理会社にとって一番のコストは「理事会」や「総会」に出席する担当者の人件費ですから、世帯数の大小による自社のコストへの影響は大きくありません。それであれば管理委託費を高く設定できる大世帯の物件の管理を受託したいと考えるのは当然です。

まとめ

管理コストだけを考えれば「小規模なコーポラ」より「大規模なコーポラ」が有利世帯数の大小だけでコーポラティブハウスの魅力を判断することはできません。小規模なコーポラティブハウスでメンバーに恵まれれば「大規模修繕工事」やその他の「重要な案件」の合意形成が簡単になるなど多くのメリットがあります。

しかし管理コストに限れば「日常的な点検・清掃費用」の一世帯あたりの負担や「大規模修繕工事など大きな金額が支払う」場合の一世帯当たりの負担は重くなります。

こうした「建物の管理コスト」に限らず、あらゆるコストはそのスケールメリットに大きく影響を受けるのが現実です。

大切なことは小規模なコーポラティブハウスであれば、それだけ一世帯あたりの管理コストがかかるという現実を十分に理解した上で選択をおこなうことでしょう。

もちろん、小規模なコーポラティブハウスであっても住民が管理コストの削減に取り組み、こうしたデメリットを解消している場合もありますので、このような小規模なコーポラティブハウスを見つけることができれば「お買い得な物件」と言えるでしょう。

また、ご自身が購入後に管理組合の活動に積極的に参加して、管理コストの削減に取り組むことも決して不可能なことではありません。

買う/売る
コーポラティブハウスは、集合住宅の理想的な仕組みですが「中立的な立場」で、詳しく解説している書籍やウェブサイトはほとんどありません。「コーポラティブハウスの教科書」では、一般的な分譲マンションと比較しながらコーポラティブハウスの「メリット」や「デメリット」について解説していきます。
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