いくら仲良しのコーポラだって「管理費」「修繕積立金」の滞納者には毅然とした態度で接する

コーポラティブハウスではいくら仲良しの住人だって「管理費」や「修繕積立金」の滞納者には毅然とした態度で接する 維持/管理
「マンション」や「コーポラティブハウス」の管理組合の運営で頭を悩ます問題の一つに「管理費」や「修繕積立金」の滞納問題があげられます。特に小規模なコーポラティブハウスでは一人の滞納者の影響で管理組合全体の運営に支障をきたす可能性があります。滞納者に対する対応は、理事会が中心になっておこなうことになりますが、ここではコーポラティブハウスの良さでもある住民同士のつながりが強いことが裏目に出ることもあります。どうしても顔見知りの仲の良い方に対しては、強く督促ができないからです。しかしいくら仲良しだからといっても一人の滞納者を許してしまうと次から次へと滞納者が出るといった悪影響を及ぼしかねないため、滞納があった場合には早急に理事会で対応をおこなう必要があります。

「管理費・修繕積立金」滞納のトラブル

「管理費」が「修繕積立金」を滞納する理由は大きく分けて以下のような三つの理由があります。

滞納の原因1/面倒くさい・忘れていた

小規模なコーポラティブハウスの場合には「管理費」や「修繕積立金」を管理組合に対して毎月振込で支払うルールになっていることがほとんどです。このため単に振り込みの期日を失念する場合や、面倒だから後回しにするといったケースがあります。この場合には自動送金の手続きをおこなうように理事会から滞納者に要請しましょう。

滞納の原因2/経済的な理由

「事業が失敗した」「会社が倒産した」といった経済的理由の場合にはなかなか抜本的な解決策はありません。理事会が滞納者と積極的にコンタクトをとって管理組合にとっての「管理費・修繕積立金」の重要性に対して理解を求めていきましょう。

滞納の原因3/「管理組合」や「管理会社」に対する不満

滞納者の中には「管理組合」や「管理会社」に個人的な不満があってその抗議のために管理組合への支払いをストップするといったケースもあります。この場合には理事会に滞納者を呼んで、じっくりと話し合いを行っていく必要があるでしょう。

管理費の督促では管理会社は頼りにしない

コーポラティブハウスの管理費の滞納の督促では管理会社は頼りにしない管理会社と管理組合が締結している「管理委託契約書」では「管理費・修繕積立金」の滞納が発生したときの対応ついて記載があります。

契約内容は各々異なりますが、ほとんどの場合には管理会社は滞納者に対して「電話による訪問」「督促状の送付」などをおこないますが、期限内に滞納が解消しなければ管理会社による督促業務は終了します。

ですから滞納初期の段階では管理会社は滞納者へのコンタクトをおこないますが、滞納が長期化した場合には管理会社ではなく、理事会が主体となって督促業務を行っていく必要が出てきます。

まとめ

コーポラティブハウスでの「管理費」「修繕積立金」の滞納者への基本的な対応管理費や修繕積立金の滞納は管理組合にとって非常に頭の痛い問題のひとつで、滞納額を増えれば管理組合の運営に深刻な悪影響を与えます。

それだけではなく、住戸を売りに出した場合には購入希望者は管理組合の滞納状況を調査するので、滞納者が多い建物の購入を見送ることも多いでしょう。こうなると資産価値の低下にもつながります。

長期の滞納者を出さないために注意すべき基本事項は滞納初期の段階で早急に理事会が対応することです。

理事会が主体となっておこなうべき理由としては、管理会社からの督促には応じない方であっても、同じ建物に暮らす他の住民から注意を受けると比較的支払いに応じてくれる方が多いからです。

早期に対応するためには、管理会社が毎月作成する「月次報告書」の滞納者の記載欄をしっかりとチェックして、滞納者がいる場合には理事会で対応について話し合って、必要があれば理事会名義で滞納者に対して書面などで支払うように促しましょう。

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コーポラティブハウスは、集合住宅の理想的な仕組みですが「中立的な立場」で、詳しく解説している書籍やウェブサイトはほとんどありません。「コーポラティブハウスの教科書」では、一般的な分譲マンションと比較しながらコーポラティブハウスの「メリット」や「デメリット」について解説していきます。
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