横領事件多発!管理組合の口座の「通帳」と「印鑑」は分別して管理をするのが基本

コーポラティブハウス管理組合の口座の「通帳」と「印鑑」は分別して管理 維持/管理
コーポラティブハウスの住民(区分所有者)一人一人が毎月支払う「管理費」や「修繕積立金」は管理組合の口座に入金されます。これが5年10年と積み重なっていくとその額はかなりの金額になります。もし、この資金が「横領」や「詐欺」でなくなってしまったら建物の管理は立ち行かなくなってしまいます。したがってこの資金の適正な管理は、管理組合の仕事の中でもっと重要なことと言えるでしょう。

絶対に横領できないルールづくり

絶対に横領できないルールづくりコーポラティブハウスでは自主管理を行なっている管理組合も多くあります。

この場合には、管理組合の誰かがお金の管理をするわけですから、絶対に「横領」ができない「ルール」づくりが必要となっています。

実際に理事長による管理組合の資金の横領事件は後を絶ちません。

基本は、管理組合の「口座」と「印鑑」は別々に管理すること!

仮に理事長が管理組合の口座の「印鑑」と「通帳」を保管していたら、その気になれば自由に管理組合の口座から自分の懐にお金を出し入れすることができてしまいます。

もちろんコーポラティブハウスは住民同士の絆があってそういうことは起こらないと言う確信があるかもしれません。

しかし考えてみてください。例えば、自分の口座の「通帳」と「印鑑」を他人に任せる人はいないように管理組合の口座も他人任せにすることは絶対に避けなければなりません。

管理組合口座の名義に注意

管理組合の口座の名義は「〇〇管理組合 理事長〇〇〇〇」となっているのが普通です。管理会社に会計を依頼していたとしても同様のことです。

管理組合の口座を管理会社名義にすることは禁止されています。以前は管理会社名義にしてそのまま使い込んだりまた管理会社が倒産して資金が回収ができないなどの事件が頻繁に起きていました。

昨今ではこうした悪質な管理会社が少なくなってきましたが、今一度自分たちの管理組合の口座が「管理組合の理事長」名義になっているか確認をしましょう。

理事長が交代したら名義変更を忘れずに

管理組合の理事長が交代した場合には面倒でも、その都度銀行に出向いて名義変更が必要になります。

コーポラティブハウスによっては理事長が変更しても名義を変更しないケースも散見されますが、この場合にはその理事長が引っ越してしまって連絡が取れなくなってしまうと名義変更が難しくなります。

また、大規模修繕工事など多額な支払いの際に銀行から確認の連絡が来た場合に応対ができないことから、支払いができないといったことになる恐れもあります。

まとめ

自分たちのコーポラティブハウスで、管理会社に会計を依頼している場合には「通帳」は管理会社、「印鑑」は理事長が保管するのが一般的な管理方法です。

自主管理の場合には、理事長が「通帳」と「印鑑」を同時に保管することは避け、監事が「通帳」を保管するなどして、管理組合の口座から、個人の判断で自由にお金を出し入れできないようなルールを設けましょう。

維持/管理
コーポラティブハウスは、集合住宅の理想的な仕組みですが「中立的な立場」で、詳しく解説している書籍やウェブサイトはほとんどありません。「コーポラティブハウスの教科書」では、一般的な分譲マンションと比較しながらコーポラティブハウスの「メリット」や「デメリット」について解説していきます。
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